本堂前に三好氏の里程標


焼山寺へは本堂横から山路を登って行きます。各種案内記には焼山寺迄三里と書かれており登り口には徳右衛門の標石(焼山寺迄三里)


登り口の左横に西国三十三ヶ所のミニ霊場を案内する標石が2基


登ってすぐに「焼山寺迄119丁」とある寛延2年(1749年)の舟形丁石がある。
これから一部不明のものあるがこの先、焼山寺迄1丁毎に「山より〇〇丁」と焼山寺を起点とした丁石があります。
道中日記(群馬県文書館金子家文書)には
一、藤井寺よりしやうさん寺へ百十九丁
本堂脇より南ノ山へ登ル。丁切地蔵有。三十町目迄曳登り・・・


次の丁石「山より118丁」は本道から下の離れた所、先の西国道の道標から少し入った所にあります


本道を登って行きミニ四国八十八ヶ所の間を進みます。
そしていくつかの青石の道標






山より117,116丁は見当たらず114丁の先で林道を横断する


整備されたみちを登って行く










山より103丁の次には切幡寺を起点とする舟形丁石がこの先幾つか見られるようになる


是迄は主に尾根道を登ってきたがこの先、山の横道を進む


次々と丁石
刻字形式が他と少し違う切幡寺起点と思われる丁石には元文元年(1736)年号が








一部の丁石は順番がおかしく移動されているものがある。又、見当たらないな丁石もあります


やがて尾根に出る


そして長戸庵


庵前には徳右衛門標石(焼山寺迄2里)


MAP12-1(カシミール3Dより作成)
MAP12-2
(=^・^=)END