四国遍路道の道標・丁石

四国八十八所の遍路道にある道標、丁石を紹介します

62番一ノ宮(宝寿寺)から63番吉祥寺へ

62番一の宮(宝壽寺)63番吉祥寺間の道標

四国遍禮道指南

 是より吉祥寺まで七町 壱町程のわきに小まつの町

 六十三番 吉祥寺 平地 にしみなミ にゐ郡氷見村

四国遍禮名所図会

 これより小松城下へ出、此所にて一宿・・・

 町を放れ小松領、西条領堺 林昌寺 町放れより少し行左にあり

  法花寺也 大寺也  菅の浮橋 林昌寺のはなれ小き板のはし也

    氷見町 よき町なり町長し 柴井の水 大師伽持の名水也道の右手にあり

 石大師 水の上にあり 

 六十三番密教胎蔵院吉祥寺 新居郡氷見町 前神寺迄一里

 

現在歩くと1.4km程の道法です

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宝寿寺入口の左側に徳右衛門標石 「吉祥寺迄7丁」

JR線路脇の道標(文久4年和田屋)

JR伊予小松駅前にある比較的新しい道標

讃岐街道沿いの道標(天保9年)

讃岐街道を進み 小松藩と西条藩の領界

西條誌稿本の絵図にあるように昔は「従是西小松領」も並んで立っていた

吉祥寺境内に横倒しで置いてあった道標(昭和3年

西予市宇和町愛媛県歴史文化博物館に保管されている茂兵衛道標(大正3年

63-07,08の道標は国道を通る遍路道沿いに在った

国道から左へ入った先 右へ曲がる所に有る茂兵衛道標(明治36年

四国遍禮名所図会より

MAP63-01(カシミール3Dにて作成)

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