20番奥ノ院慈眼寺経由の20番鶴林寺道の道標・丁石
20番奥ノ院慈眼寺へ参拝してから20番鶴林寺へ向かう道筋の道標・丁石です。
実際に歩いたのはかなり前なので現状は変わっている可能性が有ります。
奥ノ院から横瀬迄戻り鶴林寺へ向かうのですが分岐に在ったと思われる道標が鶴林寺の1丁石横に移設されています。照蓮の標石
勝浦川を渡り右に折れ500m程、川沿いを進み左へと向かうのだがここに道標
中務茂兵衛の道標で施主の生島伊之五郎、世話人の若木千代吉は多くの標石に関わっています。
左に入り100m程で山道に入る所に上部が欠けた照蓮の標石
鶴林寺への登り道は本道(表参道)よりこちらの道(裏参道)の方が少し楽だったように思います。道は危険な所も無く登りやすい道筋です。麓より1町迄の高低差は約435m距離は勝浦川から凡そ2.2kmです
少し登った分岐に照蓮の標石があり鶴林寺へ13丁と示す
左へ登りすぐの所に15町石(12町?)
この先鶴林寺仁王門手前に在る1町石迄、角柱型の町石が続きますが見落としがあるかもしれません。すべての町石には福良与兵衛と刻まれています。
上部欠損で町数不明の町石
昭和に設置された比較的新しい道標
道標も兼ねた8町石
地蔵みちとは鶴林寺のことだろうか
最後は本道と合流する仁王門前に1町石
これには年号が書かれており享保3年(1718)銘
MAP20奥-6(カシミール3Dにて作成)
MAP20奥-7
(=^・^=)END