唐浜から27番神峰寺迄の道標・丁石
道中日記には「とうのはま村 是より丁切(丁石)有。卅八丁、廿八丁目庵(養心庵)ニ荷物預ケ置。十五丁目より登り急也」
唐浜からの登り道は神社鳥居横の車道ではなくの西側の道付近を登っていた様です。途中で旧道は消滅していて通ることが出来ないが途中には養心庵跡近くに大正時代の丁石が見られる。


鳥居横の川沿いの道を進むと左側に上部欠損の舟形丁石(たぶん29丁石)、横の上部欠損の地蔵も丁石だと思われます。この先の丁石はすべて舟形で丁数は減じていきます。


谷川を渡り登り道となり右側に風化が進み丁数不明の丁石


この先、神峯寺への車道沿いに幾つかの丁石の多くには阿刕那賀郡中嶋の人に依るものです。22丁石


上部欠損の丁石(21丁石?)


順番がおかしい 23丁石


上部が剥離欠損の丁石(20丁石?)






車道から別れ左に山道を登って行く分岐には道標1基と4基の丁石が集められています。
3基の舟形丁石はいづれも上部が欠損しており丁数は不明。




是より道は急となりいくつか車道をショートカットしながら登って行きます










山門前に


神峯寺山門前より神峯神社への登り口に


神峯神社の少し手前に上下欠損の丁石


神峯神社は元の27札所が有った場所です。
四国偏礼名所図会の神峯寺
神社から真っすぐ下ると現在の27番神峯寺へ出れます。
MAP27-6(カシミール3Dにて作成)
MAP27-7
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